海外出張した際に気づいたこと4選。COVID-19の影響で効率化が進む

海外出張した際に気づいたこと4選。COVID-19の影響で効率化が進む

これまで、11月に行った海外出張について書いてきました。5年ぶりの海外出張だったし、コロナ禍で世界情勢も大分変化したと思います。

今回の出張旅行中、飛行機の乗り換えも含めると6つの空港(HND/HKG/MEL/SYD/AKL/SIN)に訪れました。各空港でビフォー・アフターで大分変わったことを見て感じてきましたので、特に感じた4つに特化して書こうと思います。

① ePassport

羽田空港でゲートに行くまでですでに違いを感じましたね。「えー!こんなになっちゃったの?」みたいな驚きでした。

セキュリティ

まずはセキュリティ。羽田空港にはいくつかセキュリティゲートがあると思いますが、私が入ったところはトレイに荷物を入れるだけ。コンピュターは出す必要なし

これって、ものすごい違いですよね。X線をかけるためにコンピューターをいちいち出して、自分がゲートを通ったら後でまたバッグにしまう。この手間が要らないんですよ。超楽ちん!

出国手続き

続いてこれ。以前は税関職員がいるところでパスポートを見せ、ハンコもらって通過しましたよね。何と、これが要らなくなっていた!

自動化ゲート・顔認証ゲート」ってやつですね。

税関職員の代わりに機会があって、まずはパスポートをスキャンし、顔写真を撮られて、問題なければ即通過。いやぁ、進化している!


※羽田空港のウェブサイトより拝借

ちなみに、このePasspoartは、今回私が訪れた6つの空港でほとんど利用されていました。ただ、ePassportについては、その国で定めた特定の国の人々は税関職員との対面にて出国手続きが必要のようでしたね。

日本人はどこへ行ってもePassport適用の様です。

それにしても、この効率化は素晴らしい。

② 空港でのチェックイン

出張中は飛行機での移動が多かったのですが、飛行機に乗る前のチェックインについても大きな変化を感じました。

オンラインチェックイン

まず、前日にオンラインチェックインができること。以前からそんなでしたっけ?

今回、メルボルンーシドニー、メルボルンーオークランド、メルボルンー羽田のフライトにおいては全て24時間前にはチェックインを完了させておきました。座席も事前に決めていたので、チェックインの時点ですでに座席も確保されている感じ。良いですよね〜。安心です。

空港でやることといえば、スーツケースの預け入れのみです。

ここはまちまちですが、ニュージーランド行きの Air New Zealandでは、自分で端末を使ってタグを出してスーツケースに付け、スーツケースを送り出す・・・全てがセルフになっていました。これをやるのは当然初めてだったので、若干てこずりました。

Air New Zealand: https://www.airnewzealand.jp/

③ 物価高

これはね、メルボルンに到着してから衝撃でしたよ。コーヒー1つにしてもめちゃくちゃ高い!1杯AU$5-7くらいでしたか。こんなもんなのかな?でももっと安いイメージがあったんですけどね。

メルボルンからシドニーに行く際、空港でクロワッサンとコーヒーを買ったのですが、クロワッサンがAU$8.20でコーヒーがAU$5.60だったので、トータルでAD$13.80。日本円にすると約1,300円くらい。空港だから高いのかなぁ・・・。でも日本だってそんなにしないよね?

同じくメルボルンでケバブ料理を食べに行きましたが、ケバブがAU$16.00でレモネードがAU$5.00。トータルでAU$21.31ですよ。日本円にすると2,000円ちょっと

姉から物価が高いとは聞いていたけど、想像以上でびっくりしました。日本なんてまだマシだな・・・と思いました。

ちなみに、メルボルン行きでは香港経由だったのですが、香港の空港でオレンジジュース(HK$26.0)とチキンラップ(HK$28.0)を買ったのですが、トータルでHK$54。日本円にすると、1,000円ちょっとです。日本のコンビニで買えば半額くらいじゃない?

④ ショッピングバッグの有料化

日本でもエコバッグの導入がどんどん浸透していて、自分で買い物袋を持参している人が多いと思いますが、オーストラリア・ニュージーランドでも同じでした。

オーストラリアではよく COLESというスーパーマーケットに行っていたのですが、買い物袋は有料化されており、1枚AU$0.15 (日本円でおよそ14円くらい。)でした。ニュージーランドでも同じくらいの料金だったかな。

もしかしたら、エコと”SDGs”は違うのかもしれませんが、SDGsも世界的に導入されて「サステナブルな○○」ってどこでも聞きますよね。どこに行ってもやっていることは同じなんだ・・と実感しました。

SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略称。
持続可能な世界を実現するために、国連サミットで採択された 2030 年までの国際社会共通の17の大きな目標と、それに含まれる全169のより具体的な達成目標からなる。
※外務省による特設サイト https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html

最後に

今回は、5年ぶりに海外に出てみたら、いろんなことが急激に変化していてびっくりしたことを中心に書いてみました。

COVID-19の世界的なパンデミックによってこんなに変化したのか、それとも元々そうなる方向性だったのか。よく分からないですが、私個人としては、これらの変化・進化はとても良い方向性だと思っています。いろんなことが効率化され、スピーディーに物事が進みます。

コロナ禍でどこでも人員不足は起こっていますので、システムの導入による効率化は必然なのかな。

今後もどんどん効率化は進むと思いますが、ちゃんとついていける様にしないといけないですね。何事も経験していかないと。

さて、海外出張に関連した記事は今回で一旦終了にしたいと思います。次は昨年実施したセルフポートレートについてのまとめを書こうと思います。お楽しみに♪