【電気工事】実家のスイッチや照明の交換。電球からLEDに変更して省エネ化への第一歩!
- 2021.10.17
- Electrician
- 第二種電気工事士, 電気工事
シルバーウィークの後半、ようやく実家の浴室換気扇を交換し、お風呂やシャワーが快適になりました。その後、毎日よく使う部屋を中心にスイッチや照明も交換していましたので、今回はそちらについて書いていこうと思います。
スイッチのみ交換
リビング・ダイニングルーム
今回はリビングルーム/ダイニングルームのスイッチのみを交換します。照明はすでに良さげなモノが付いているので、引き続き使用しますが、将来的にはLEDの照明に交換したいですし、場合によっては、シーリングファンライトに変更したり、または、スポットライト的なものを追加したいなぁ、なども考えています。
とりあえず、交換したスイッチ↓
↓古いスイッチの裏側。白線の方は芯線見えてるね。
↓古いスイッチ。ダイニングの照明は調光付き。古すぎて文字が見えない。
ちなみに、元々ダイニング照明は、調光タイプのスイッチとなっていました。が、あまり明るさを変更することもないし、調光付きのスイッチってめちゃくちゃ高いので、今回は片切(B)スイッチに交換することで安くシンプルにしました。
階段、廊下の三路スイッチ
↓スイッチの準備。3箇所の三路スイッチを交換します。
これは階段近くにある廊下用の三路スイッチ。交換前。
↓交換後
↓ちなみにこれは古いスイッチを交換する時に見た裏側。
黒線の方、芯線が見えちゃってやばいやつ。
↓階段の三路スイッチも交換。
↓ちなみにこれは階段上って2F側のスイッチ。下のスイッチは2Fの廊下用です。
どちらも三路スイッチなのですが、良くみると、片方は3芯であり、片方は2芯プラス渡り線が・・・。何か違う。
これを見て私は若干混乱です。慣れていないからこういうイレギュラーなモノが来ると焦る。
配線してブレーカーをオンにしても電気が付なかったのでドキっとしました。落ち着いて考えたら配線を間違っていたことに気付いてやり直し、なんとか上手く電気は付きました。
↓階段上の照明スイッチ
照明のみの交換
キッチン
キッチンの照明用スイッチは、すでにもう交換済みなので、今回は照明を交換しました。
キッチンの照明は、写真はないのですが、元々長い照明を使っていた様です。(その頃の記憶もなし) その後、別の電球を使った照明を使用していましたが、この1年以内にLEDの照明に交換しました。
今回はそのLED照明を外し、パントリーに移動。そしてキッチンには↓のLEDダウンライトを設置します。
↓ダウンライトを埋め込むための穴を開けました。直径100mmのホールソーで開けています。
この時は適切な道具が間に合わなくて、穴を開ける周りにビニール袋などを用意したものの、虚しくも天井の石膏ボードの粉が飛び散りました・・・。養生をしておいて正解。
それはそうと、キッチンの古い照明を外したら、↓こんな感じでした。
出ている芯線の長さが違うんですけど・・・。ずいぶん雑じゃない?
そんなこんなで、ダウンライト付きました。↓
元々VVFが出ていた天井の穴がありますが、これは後日パテ埋めしました。
それにしても、昔の照明の後がすごいですね。これ、取れない・・・。
ライトがつくと↓こんな感じ。
ただ、今のところ2つしかライトが付いていませんが、母と相談して、もう一つ手前側に追加することになりました。これはまた後日穴を開けてダウンライトを設置することになります。
今回購入したダウンライトは、40W相当のLED照明ですが、明るいし、長持ちするし、結構よかったなと思っています。LEDも埋め込み式で、交換ができる訳ではないですが、次に交換の時期が来るのはいつなのか?と思うくらい長持ちすることを期待しています。
パントリー
キッチン横にあるパントリー。こちらの照明のスイッチはすでに交換済みなので、今回はキッチンで外した照明をこちらに持ってきます。
ただし、引っ掛けシーリングがないので、それを設置する必要がありました。ちなみに、引っ掛けシーリングはキッチンで使っていたものをそのまま横流しです。
そしてキッチンで使っていたライトを設置↓ 小さくてもLEDライトは明るい。
(天井が汚いのはスルーして!)
照明とスイッチの交換
今回、スイッチと照明の両方の交換をしたのは、玄関だけでした。
玄関照明
照明は天井に直付けだったので、外した後すぐに引っ掛けローゼットを取り付け、続けてアマゾンで購入したLED照明を設置。実はこの照明、重さ380gとかなり軽いので取り付け易かったです。
サイズ的には小さい(直径26cm)のに結構明るく、そしてセンサー付きスイッチをうまく連動して良い感じです。センサーも反応する範囲や感知する際の明るさなどを自分で調整できるので、「ウザイ」と感じない程度に設定したいですね。
古過ぎて取扱説明書もなかったので、とりあえず色々やってみるしかなかったので、ここかな?これかな?なんて感じでいじってみたところ、何とか外れたので良かったです。
玄関スイッチ
このスイッチもかなり手強い配線でした。施工した後でもあの配線で大丈夫かな?と不安になっているくらいです。
問題点
玄関のスイッチは、写真にある様に4つのスイッチがあります。左上から右回りに、
- 廊下の照明用三路スイッチ
- 玄関外の照明用スイッチ
- 謎のパイロットスイッチ
- 玄関内の照明スイッチ
という設置になっています。
見ての通り、「謎」のスイッチが1つあります。家の図面を見ると、そのパイロットスイッチがそとに繋がる様に線が出ているのですが、そこには照明がないので、何のためのスイッチなのかよく分かりません。
さらに、パイロットスイッチなので、スイッチオンにした時に明かりがつくハズなのに、おそらく電気切れで明るくなりません。一体何なのか・・・。
解決策
スイッチをオンにしたところで、何も変化がないので、これを機に、使わないことにしようと思いました。家族からもそれで良いと合意を得たので、このスイッチは殺すことにしました。
配線
さて、実際に作業をする前に、どの位置にどのスイッチを置き、どこにどのケーブルを繋ぐかをチェックします。ここでもう頭が混乱です。
VVFの3芯が2本、2芯が1本出ています。写真の上側の2つのスイッチに対するケーブルは理解できるのですが、別の2つのスイッチの配線が???です。渡り線を使ってるのも理解はできるものの、2芯の線が何なの??なぜこれに赤線が繋がってるの?
第二種電気工事士の免状持っていても素人過ぎますね。ダメダメちゃんです。
色々と考えて試した結果、↓こうなりました。
そしてスイッチはこちら↓
センサー付きのスイッチ(左下)を導入しています。これはLED照明でないと機能しません。
そして、右側のスイッチは大きなハンドル1つになりました。これは玄関外の照明です。パイロットスイッチを導入しています。
ちなみにこのセンサー付きスイッチですが、下にアマゾンのリンクがありますが、私が購入した時は6,000円でした。案外お値段するんですよね。これに廊下の照明用の三路スイッチ(センサー付きスイッチの上)と、右側の玄関外照明用スイッチも合わせたら、ここだけで全部で7,330円でした。
キッチン照明で大失敗
キッチンの照明を変更する際、今回大失敗をしました。ほんと「やらかした」という言葉がぴったりな感じ。
今回3つダウンライトを設置しようと思い、距離を測って適切なところに穴を開けました。ところが、↓の写真にある一番奥の穴、最後の穴を開けてからそこに野縁があることに気づきました。きちんとチェックしたはずだったんだけど、この結果とは・・・。
言い訳をすると、天井裏側を調べるために使っていた使っていた「下地探し」の針が曲がってしまい、使えてなくなってしまったんですよね。針が折れる前まで、穴を開けた周辺を調べていて問題ないと思ったので、穴を開けたんですが、調査が足りなかった感じで・・・。とほほ。
これ、実家だからまだ良かったこと。今後はもっと気をつけないと。
ちなみに後日穴を開けた破片の石膏ボードとパテで埋めておきました。
最後に
今回はスイッチと照明の交換をしたわけですが、交換する照明は積極的にLEDを選択して購入しています。玄関のセンサースイッチの様に、LEDでない機能しないものも世に出てきているし、実家の照明も古い電球のものが多くて、かなり電力を使っている気がしてならないので、やはり今後は全ての照明をLEDを交換して省エネ化したいと思っています。
今回はその第一歩といった感じですね。
ただ、一気に全ての照明をLEDに変更するのはちょっと難しいですね。というのは、大きな部屋の照明となると、それなりに大きなサイズや容量になりますから、お値段もそれだけ高くなります。焦らず、じっくりといろいろな商品を見定めて、気に入った照明を購入し交換していきたいと思っています。
スイッチの交換ですが、やはり経験がほぼないので、ややこしい配線となると不安があります。じっくりと考えればできることかもしれませんが、やはりプロに教わりたいです。本当に、1ヶ月くらいプロの元で見習をしたいと本気で考えちゃいますね。
実家のスイッチや照明の交換に関しては、まだまだやることが盛り沢山なので、徐々に手をつけていく予定です。今後もぜひお楽しみに!
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